がん検診費用補助金支給制度

制度のあらまし

被保険者およびその被扶養者の皆様が、一般の健診機関もしくは医療機関または市区町村において行われるがん検診を受診され、その費用を負担された場合、その費用の全部または一部を健康保険組合が補助する制度です。(平成27年11月16日より実施)

対象となる検診の種類

費用補助の対象となる検診の種類と検査項目は次のとおりです。

検診種類 検査項目
胃がん検診
  • 胃部エックス線検査
  • 胃内視鏡検査
子宮がん検診
  • 視診、子宮頚部の細胞診および内診
肺がん検診
  • 胸部エックス線検査および喀痰細胞診
  • 低線量(ヘリカル)CT検査
乳がん検診
  • 視診、触診および乳房エックス線検査(マンモグラフィ)
  • 視診、触診および乳房超音波検査
大腸がん検診
  • 便潜血検査
前立腺がん
  • 腫瘍マーカー(PSA)検査
肝がん、卵巣がん、甲状腺がん
  • 超音波(エコー)検査
PET検査
  • 陽電子放射断層撮影法
  • ※健康保険の適用を受けて受診した場合は、費用補助の対象とはなりません。

補助の対象者

補助の対象者は、検診の受診日に当健康保険組合の被保険者またはその被扶養者の資格を有する方とします。

補助金の支給額および回数

補助金は、年度(注)を通じて一人あたり10,000円を限度として、補助の対象者が検査に要した費用の実費を補助金として支給します。
(注)「年度」とは、毎年4月1日より翌年3月31日までの期間をいい、以下同様とします。

補助金の申請

補助金の申請は、被保険者が、当健康保険組合所定の申請書に受診した健診機関もしくは医療機関または市区町村が発行した領収書(受診した検査の種類と検査項目が明記され、対象となる検診であることが明確なものに限ります。)の原本を添えて、受診者ごとに当健康保険組合に提出していただきます。
なお、補助金の申請は、検診の受診日が属する年度内に行っていただくこととします。

必要書類 がん検診費用補助金支給申請書
がん検診費用補助金支給申請書
  • ※書類は健康保険組合に直接提出してください。

補助金の支給

補助金は、被保険者が所属する事業所を経由して支給します。ただし、任意継続被保険者については、届出のあった「給付金口座」宛に銀行振込により支給します。